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2017年 08月 03日
季節は夏になりました。この時期協会のイベントでは恒例となるのが、
大人から子どもまで、流れてくるそうめんやその他もろもろをいかに上手に取れるか、盛り上がりながらお昼を楽しめる人気の活動です。 今回はそんな流しそうめんになくてはならない「樋」ができるまでの様子を記事にしていきたいと思います。 ~樋ができるまで~ 簡単に書いていますが真っすぐに真っ二つにしないと、途中から樋の壁が低くなってしまい、そこから水や麺がこぼれてしまい大惨事となるため、慎重に行わなければなりません。 そして割った竹が写真のような感じです。 手を加えなければいけないところがたくさんあります。 具体的に言うと、 ちなみに、この3mくらいの樋をつくるのに一人だと半日は余裕でかかる重労働なので、実際に作る際には、 さぁ、これで樋が完成かというとそうではありません。なぜなら、組み立て作業が残っているからです。 積み込む際には、ロープでしっかりと固定しないと、麺よりも先に樋が流れていくことになるので注意してください。 特に注意しないといけないのが、角度です。 角度が急すぎると麺が流れるのが早くなりすぎ、誰も取れなくなります。麺のコースアウトの原因にもなります。 角度が浅すぎると流れが止まってしまい、溜まった麺や水があふれてしまうことになります。 樋がねじれていたり、樋が自重で中心部分が沈んだりしてしまったりと、微調整が必要になる場面が増えます。 ひとまずコースが完成したら水を流してみて確認します。 水が溜まってしまったり、勢いが早すぎる部分があれば、更に微調整をしていきます。 喧々諤々と議論しながら、作業を進めていくと、 樋が完成です!!! この長さがあれば子どもなら50~60人くらいは入れます。 ちなみに竹の部分(新しいものを使った場合は特に)はとてもカビやすいです。 使わないときはハイターなどを塗って保存し、使う前に徹底的に水で洗い流してから使用してください。 皆さんもこの夏、是非自作の樋を使って流しそうめんを楽しんでみてくださいね。
by mifi-mori
| 2017-08-03 00:00
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